灯台下暗しと言ったもので・・・・。父の緊急入院③

父のお見舞いに帰ってきました、故郷の福岡へ。

日曜日というのに主治医と担当の看護師が待っていてくださり、丁寧に病状経過と予後の説明を受けました。

脳挫傷による急性硬膜下血腫、外傷性クモ膜下出血

医師より、「ご家族から、何か伝えてもらっていますか?」と、真っ先に質問をされました。
と、言うのも、医師が知りたいのは、
家族と病院との連絡窓口が一つであってほしいということと、それがきちんと伝わっているのかということだったのです。

医師の不安的中。
妹からの情報が微妙に違うのです。
まだまだ予断を許さない状況と聞いていたことが、今は安静とリハビリのバランスを取りながら、脳の腫脹が治まるのを待つというところまで改善していたのでした。

家族の急な入院に動揺している者が冷静に医師の話を判断すること、
高齢者が医師の話を理解することは難しいのです。

弊社のサービスを利用されているご家族が帰省される折に
医師からの病状説明の場所に付添ってほしいとご依頼があるのは、看護師たちの冷静な判断と医師との通訳を求めてくださっているからです。

父は予測していた容態よりも軽度で良いようですが、
これから出るか出ないか分からない高次脳機能障害と
右足の動きの鈍さもどこまで改善するかわかりません。

「たまたま脳出血が起こったのが早かったのであっただけだから。
家をバリアフリーにしたのは、こんなことがあるだろうと予測していたことじゃない。
家に帰っても大丈夫だね。
今までお父さんがご近所さんの手助けをしてきたから、みんなが色々と気にかけてくれているよ。家のことは心配しないでね。」

HCUでは不安を極力取り除いた会話しかできません。
あと一週間の辛抱。早く一般病棟に出てきてくれないかな。

動かなかったと報告をうけていた右足も少しずつ動き始めました。
親戚やご近所さんも声を掛けてくれます。
今まで父がお互い様の精神で地域に貢献してきたことが、予期せぬ形で返ってきています。

父の生命力と、ご近所さんのぬくもりに感謝するばかりの久々の帰省、父の日でした。

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