灯台下暗しと言ったもので・・・・。父の緊急入院①

父が緊急入院をしました。

プライベートのことをブログにはほぼ上げたことが無かったのですが、
利用者様の立場にあらためてなったという気持ちを忘れないように記したいと思います。

早朝、実家から1時間くらい離れて住んでいる妹から、
「お父さん最近体調悪いらしいよ。一人で歩けないらしいよ。吐き気もあるらしい。なんかおかしいよね?
病院に行った方が良いでしょ?」と連絡がありました。

あれ?昨夜電話で母親と話した時は、みんな元気に暮らしていると話をしていたのに・・・・。
どうして? どうして?

心当たりとすれば、父は糖尿病を抱えているし、親戚は脳梗塞になっているからと、
真っ先に血糖コントロール不良か脳梗塞を疑ったのでした。

父と会話をしても呂律は回っているし、
左右の握力は問題ないという、
しかし、吐き気があって、右足の動きが悪い、体がなんとなく傾くという症状・・・・。

取り急ぎ、掛かりつけの医師に指示を仰ぎ、総合病院に急ぎ受診した方が良いと紹介状を用意してくださいました。

妹がずっと付添って、父の介抱をしていた時、
掛かりつけ医の前で話さなかった、「数日前に転んで頭を強打した」ということを呟いたそうです。

当初の予想とは違ったけれど、それでも最悪の結果かもしれない・・・・・。

父は頭部打撲による脳挫傷、脳出血でした。

あー、実家は父を中心に回っていたのに、
急な緊急入院、しかも経過が順調でも2週間の入院。
入院中に脳出血の範囲が広がれば、全身状態に危険を及ぼす可能性もあると・・・・。

妹が親の入院の手伝いをすることは初めてです。
どのような手順をふんだらいいか分からない。
オロオロする母親を気丈に慰めなければならない。
父が搬送された総合病院で診察のための各検査室を回り、医師の話を聞き、入院の準備をしなければならない。

遠隔から妹に指示を出すだけの看護師の私。

自分の大事な人のことを真っ先に助けたいからと看護師になったのに、本当に情けなくて泣けてきました。

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