~最近の新聞から~
高齢化の進展で、75歳以上の半数近くが1ヶ月間に複数の医療機関に通っており、薬の重複や飲み残しも多い。副作用による健康被害や医療費の無駄遣いが指摘されており、薬の適正使用が課題となっている。
患者さんの服薬状況を一元管理する「かかりつけ薬局」制度を来春スタートできるよう準備が始まるようだ。
薬の飲み残しや重複を防ぐことで、年間数千億円の医療費削減を見込むことがねらい。
任意で患者が選んだ「かかりつけ薬局(薬剤師)が、
- 患者さんの薬や体質の情報を一元的に管理
- 患者さん宅を訪ねて副作用や飲み残しがないか確認し、医師に報告
- 医師に処方の変更を提案
といった業務をおこなう。
薬剤師が、かかりつけ医と連携して患者の服薬の状況を把握するよう促すことで、医療の質を高め、医療費の削減にもつなげる。
既に訪問看護の世界では服薬確認などを行ってきましたが、薬の専門家の薬剤師が地域に足を運ぶことによって、より質の高い医療が受けられると感じます。
不眠を訴える患者さんに対し睡眠薬が処方されるわけですが、内服時間が遅すぎたり、内服量を自己操作することで、日中まで薬の作用が持続することがあります。ふらつきなどの副作用から転倒そして骨折などの事故を誘発するケースや昼夜逆転するケースが多々報告されています。
入院中であれば、病棟看護師が副作用症状をすぐに医師に報告できるのですが、退院した後は家庭に専門家がいるわけでもないですし、訪問看護を利用されているお宅でも、毎日訪問があるわけでもないですしね。
地域の薬局をはじめ、いろんなサービスが連携しなければならないと感じています。
「わたしの看護師さん」のサービスも訪問看護の合間に入らせて頂き、残薬のチェックや内服状況の確認をご自宅で直接させて頂いたり、電話でもお伺いしております。
~ご自分の好きな場所で安心して過ごして頂くためのサポート~
N.K.Cナーシング コア コーポレーションの「わたしの看護師さん」
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