介護は嫁に押し付けるものではない世の中

「介護は長男の嫁に押し付けるものではない世の中」

ズバリ言いきってしまいました・・・・、「わたしの看護師さん」の神戸です。

私自身も良い嫁でいたいし、良い妻でいたいと、一生懸命介護をしていた時がありました。

だから、強く、ズバリと言い切りたい(笑)

上の円グラフは「介護する人の続柄」を表しています。

介護を必要としている人は同居している割合が6割なんですが、

  1. 「配偶者」 ん~、仕方がない? 長年連れ添ってきたからね。戦友だから、お互い様だから。
  2. 「子」 配偶者が先に亡くなっていたら、面倒を見てくれるのは子どもよね。
  3. 「子の配偶者」  ん? 子の配偶者? 子どものお嫁さん? えっ?「2」のところに出ていた「子」とは別者なの?

そうなんですよ、「2」は血縁関係のある子どもで、「3」はその配偶者。お嫁さんだったりお婿さんだったりします。

・・・・
ここで割合が大きいのが、「事業者」です。「3」の「子の配偶者」よりも大きい。

更に上の図をご覧ください。

この50年間の介護をする人の続柄を追いかけているグラフです。

長男の嫁がお姑さんやお姑さんの介護を当たり前にする時代は20年前に終わっていたのですね。私が頑張っていたのもこのころでした。

妻や娘が介護をする割合が増えてきたというよりも夫や息子たちが頑張ってきているのです。

そして、衝撃的な事実・・・・。
介護虐待をする続柄についてのデータ。

厚労省から出ているものです。

20年以上も前に生まれてきた男性の多くは、

男性は外で働き、女性は家庭の中で育児や介護をするという姿を見てきました。

だから、

男性自身が介護と言うステージでどのように振舞ってよいか想像がつきにくい。

企業戦士として戦ってきたため、仕事以外の愚痴をこぼす先が見当たらない。

ましてや介護のことを誰に相談したらよいのか・・・・。

ストレスのはけ口が弱者に向かって手を上げてしまう。そんなことが起こってしまうのです。

「わたしの看護師さん」に問い合わせしてくださる方の多くは男性です。

仕事と介護の両立が難しい。

嫁に協力してもらいたいけど、嫁も仕事もしているし、嫁の実家も介護が始まった。

親戚の介護を嫁にお願いするわけにはならない。

介護以外のことを優先しなくてはならないことがいっぱいある。

どうぞ一人で悩まないでください。
慌てて「介護離職」と言う選択をしないでください。

みんな同じように悩んでいるんです。

私は言い切りたい!!

介護はやりたい人がやりたい時に、心と身体に余裕を持って関わって欲しいと。

先ずはお近くの市区町村の高齢者福祉関係の窓口にご相談ください。
もし、既に親御さんが介護認定証「要支援1~要介護5」の証書をお持ちでしたら、
最寄りの「包括支援センター」もしくはご担当のケアマネージャーさんにご連絡ください。

でも、もっと簡単に話を聞いてほしいということでしたら、
お気軽に「わたしの看護師さん」にご連絡ください。

メッセンジャーやメール、お電話にて対応いたします。

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東京・伊豆・愛知・岐阜・大阪・鳥取・島根・広島など
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