一人暮らしの親御さんのことが心配で、
お子様の近くに呼び寄せたいと思われるご家族もあるかと思います。
大学進学のように、住民票は実家の方に置いたままで、
本人だけがとりあえず引っ越しをする・・・・。
そのうちおいおいに、
必要迫られたら住民票を移動しようかと思われるご家庭もあるかもしれません。
「待った!!!!」
実は、住民票や介護保険手続きをせずにお引越しをされ、
引越し先で「困った」というご家族が非常に多いのです。
◇A様のケース◇
体調も安定しないご高齢のA様。
普段はヘルパーを朝夕ご利用されていました。
A様の将来を気遣い、東京に住む東京の施設にお引越しされることになりました。
受け入れ予定の施設から住民票や介護保険の手続きなどを早めにし、
すぐに東京でヘルパーが利用できるようにしましょうと説明があり、
急ぎ書類だけのお引越しをされました。
ところが、
住民資格がなくなったお住いの市でヘルパー利用ができないことになってしまったのです。
書類だけのお引越しだけでも、
行政窓口やケアマネージャーさんに相談されたら良かったですね。
引越しのタイミングや、それに伴う優遇処置があったと思われます。
◇B様のケース◇
急に体調が悪くなられたB様、お子様のお住いの市にお引越しを決断されました。
まず、お子様は介護保険をなんとなく知っていらっしゃる方に相談されたそうです。
「介護が必要な親を急いで引き取りたいが、住民票を移動させる手続きが直ぐにできない。
そんな状況でも介護保険サービスを使うことができるのか?」と
知人は「大丈夫よ。どうにかなるわよ。」と答えられたそうで・・・・・。
そのアドバイスを信じて、車で12時間の道のりを移動してこられました。
ところが、デイサービスもヘルパーも何も使えいことが引越しをした後に判明したのです。
介護をしたことがないご家族にとって、
親御さんのオムツ交換の仕方、福祉ベッドの調達の仕方、
いつになったらヘルパーが自宅に来て助けてくれるのか、
いつまで待ったら家族が留守の時にショートステイが利用できるようになるのか。
引越しの疲れと将来の不安に押しつぶされそうになったご家族から
助けて欲しいと依頼がありました。
A様、B様のケース共に
引越しを考えられた時から行政窓口を含む専門家に相談されたら良かったと思われます。
また、住民票がないところで絶対に介護保険サービスが受けられないというわけではありません。
介護保険の性質上、サービスを受けることができないのですが、
「特例」という制度を利用できる場合も稀にあるのです。
しかし、書類手続きが受理されるまでに時間と労力がかかります。
「今、すぐに、介護サービスの手が必要だ。」と言う場合は、
行政窓口の手続きも、ケアマネージャーさんの介入も不要な
介護保険外サービスを利用するという手段もあります。
「わたしの看護師さん」は
住民票の手続きの最中でも、気兼ねなくご利用可能です。
短期間のご利用でも「ビジター契約」という制度を設けておりますので、
お気軽にお使いください。
親御さんを引き取る時、
また、
親御さんの介護を理由に介護離職や
故郷にUターンをしようと思われた時、
焦らずご相談ください。
介護はいつまで続くのか予定が立ちません。
「届けたい介護」
「受けたい介護」を実現するためにも、
まずは情報収集をして、
無理のないスタートを切っていただくことをおすすめします。
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