https://entrenet.jp/magazine/7808/
以前「アントレ 2017春号」で取材を受け、店頭に並んでいたものが、
この度「アントレ net Magazine」の記事になりました。
「三方よし」の介護サービス。
地域に評価されて受賞
退職して育児をしていた頃、近所に住むおばのケアを頼まれました。家事育児さらに介護となると大変。病院受診を人に頼みたいと思っても付き添いは介護保険が使えません。「わたしの看護師さん」はこうした手いっぱいの利用者に介護保険外のケアサービスを提供するものです。
メンバーは出産や育児などで休職中の潜在看護師たち。
フルタイムの再就職は難しくても短時間なら働ける。
ご本人や遠く離れたご家族に便利で、潜在看護師の職を作り、地域経済も回る三方よし。昨年、ビジネスプランコンテストで賞をいただき、地域に認められた実感があります。最初の反応は鈍かったんですよ。鳥取には「煮えたら食わあ」という言葉があります。誰か手を出すまで待つ気質で、とにかく実績第一。利用者はポツポツ増え、5人を超えた頃やっと加速しました。「費用を抑えたいので介護保険を使えるサービスも」との声からヘルパーステーションも立ち上げた。
「保険の隙間を補うんだから」という意地がありましたが、地域が求めるなら意固地になっちゃいけない。そうすることで私たちが一貫して利用者の暮らしを見守れるなら、何より安心していただけるでしょうから。