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早く来て!介護ヘルパーさんがすぐに来てくれない理由とは

「田舎にいるお母さんのお世話をヘルパーさんに急いでやってほしい!早く来てほしい!」

一人暮らしのお母さんを心配するお子さんからのご相談がありました。

相談者さんのお母さんはお庭で転んで足腰がたたなくなってしまったそうです。相談者さんは週末に帰省をしてお買い物などの手伝いをした後に自宅に戻りましたが、その後もやはり心配なのでヘルパーさんをお願いしたいとのことでした。

もしも突然、家族に介護が必要になったとき、自分が仕事などで忙しいまたは、遠距離ですぐに来られない場合に、「ヘルパーさん」に頼ろうと考えておられる方は多いと思います。

しかし、実際はヘルパーさんを呼ぼうと思ってもすぐに来てくれるとは限りません。

今回はヘルパーさんの利用ついて詳しく説明をしていきたいと思います。

介護保険の仕組みとヘルパーサービスを受けるまでの過程

ヘルパーさんを呼ぶサービスは介護保険の中にありますが、そのほとんどの費用は税金が使われています。利用者の自己負担は1ー3割程度になるので、とても安く利用できます。

しかし、このサービスは市町村にきちんと申請をしなければ利用することはできません。

手順としては以下のようになります。

・最寄りの役所で申請書に記入して提出する

・担当者による要介護認定のための認定調査が行われる

・要介護認定の結果通知が届く

このような段階を踏み、要介護認定を貰うことができれば、初めて介護保険のサービスを受けることができます。

認定調査の内容としては、要介護者のいる自宅や施設に調査員がうかがい、体に不自由なところがないか、精神的な問題はないか、認知症や生活にまつわることなど多種多様な調査をしてくれます。そして、かかりつけの主治医の先生からも意見書をかいてもらうことができます。それら2つの情報をもとに「介護認定調査会」が開かれます。

介護認定がもらえるまでの期間とケアプランについて

介護認定は重症度などによって以下のように区分されています。

・要支援1

・要支援2

・介護1~介護5

これらの介護認定の通知を受けた後に「介護保険被保険証」が手元に送られてきます。

これでようやく介護保険のサービスを受けられる権利を得られるのです。

しかし、ここまで準備をしてもすぐにはヘルパーさんは来てくれません。

まずは自分の担当をしてくれるケアマネージャーさんが付くことになり、ケアプランを立ててもらいます。

※ケアマネージャーさんは、地域によっては市町村からの推薦で来られる場合と、自分で探してくる場合があるそうです。

このケアプランというのは、次のような例が挙げられます。例えば、今回のように腰が痛み、買い物に行くのが困難になった場合、「買い物代行」をしてくれるヘルパー事業を選択します。そこで、「火曜日の10時から1時間だけヘルパーさんに買い物に行ってもらう」と決めます。あるいは、1人での入浴が難しいので「入浴介助のために金曜日のお昼3時から1時間だけヘルパーさんに来てもらう」など、ケアマネージャーさんがその人に合わせた適切な介護プランを立ててくれるというものです。

ケアプランができると、ようやくヘルパーさんが訪問してくれることになります。

現在の制度では、ここまでに申請してから約1ヶ月以上はかかるといわれています。しかし、申請中であっても、介護は必要なので家族や近所の方などで助け合っていくしかありません。では、それが困難な場合はどうすればよいのでしょうか。

次は、そんなときに役に立つ介護保険外のサービスについてご紹介していきます。。

介護保険外サービスの利便性

介護保険外サービスとは、介護保険を使わずにヘルパー事業に利用者が直接お願いして介護サービスを受けることです。

介護保険外サービスを利用するメリットとして、「指定の曜日に1時間だけお手伝い」などケアプランで決められたものではなくて、本人や家族の希望通りに介護サービスを受けることができます

また、介護サービスの内容も充実しています。例えば、入退院での同行や入院中のお見舞い。お彼岸の時に一緒にお参りに行ってくれるなど、これまでは家族の仕事だと考えられていた介護保険外のサービスまで依頼することができるのです。

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「家族の介護が急に必要になったとき、ヘルパーさんにすぐ来てもらいたい」

そう思っていても、ヘルパーさんが来るまでには申請してから約1ヶ月以上もかかるということをきちんと理解しておきましょう。その間の介護を家族がするのが困難な場合は「介護保険外サービス」を利用する方法がありましたね。

一方で、この介護保険外サービスは利用者の自己負担が100%になってしまうということも頭に入れておいてください。それぞれの介護サービスの特徴やかかる費用なども踏まえて、どうしていくのかを家族同士でよく話し合うことが大切です。

この記事の内容は、Youtube配信をもとに記事化しています。

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