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「一人暮らしの母がヘルパー訪問を拒否!相談例と対応方法

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「一人暮らしのお母さんがヘルパーの訪問を拒んで悩んでいる」という相談がありました。

実は、こうした悩みをお持ちの方は結構多いんです。ご家族が離れて暮らしている場合、それぞれの生活や仕事があるので、親に対して直接の手助けをしてあげられることって案外難しいことだったりするんですよね。

そんな時、ヘルパーさんがいてくれれば、自分たちの代わりに親の手助けをしてもらえます。また、誰かが訪ねてくれることで、安否確認をしてもらえるという点でも、ご家族の方が安心できるというメリットがありますよね。

この相談者さんの場合、お母さんが認知症を患っていたため、薬を飲んでいないことがしばしばあるそうです。その心配もあり、安否確認も兼ねてヘルパーさんの訪問を希望されていました。ところが、介護される側のお母さん自身が、それを「拒否」してしまったのです。一体、なぜなのでしょうか。

そこにはお母さんご本人しか知り得ない思いがありました。

ヘルパー訪問を拒否する理由を知ることが、はじめの一歩

この相談者さんのお母さんは「学校の先生」をされていたそうです。先生といえば、生徒に勉強を教えてあげたり、生活指導などを行う役割がありますよね。つまり、人のお世話を「してきた側」です。

これは先生という職業だけではなく、主婦の方などにも当てはまることだと思います。誰かの面倒を長年みてこられた方には、今までお世話を「してきた側」としての自覚を持っていたり、あるいはそれがプライドになっていたりする人って結構多いんですよね。

このお母さんの場合は、近くのスーパーへお買い物に行ったり、お掃除や洗濯なども今まで自分で出来ていました。そのため、本人は余計に他の人からの手助けは必要ないと感じていたのです。

そんな時にヘルパーさん、いわゆる他人が自分の家の奥まで入ってきました。あなたならどうでしょうか?今まで普通に生活していたにもかかわらず、自分が知らないうちに知らない人がプライベートに踏み込んできたならば。

お母さんとしては、いきなりやってきた人がお願いしてもいないのに身の回りのお世話をしだしたので、プライドが傷つき、強い嫌悪感を感じてしまったのです。

例えば、お医者さんや看護師さんにからだの症状を診てもらうことに対しては、たとえ認知症をお持ちの方でも「(治療などを)してもらっている」ということを理解してもらいやすいのです。

そうはいっても、ご家族からすれば不安や心配はありますよね。
では、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

ここで、焦ってしまうことはお勧めしません。まずは子ども側が「ゆったりと構えられること」がとても大切になります。本人が自分でできるからと拒否をしているのに、心配だからと無理にヘルパーさんを訪問させるのではなくて、違う方面からの見守り対策をしてみるのもよい方法ではないでしょうか。

一人暮らしの家族の安否を確認する最先端の方法

今回の相談者さんは家事支援というよりは、お母さんの「安否確認がしたい」という思いがあり、ヘルパー訪問を希望されていました。しかし、誰もがヘルパーを受け入れられるとは限らないのも確かです。ここでは、従来にはなかった最先端の安否確認が出来る方法をいくつかご紹介します。

最近多いのが、センサーやカメラを自宅に取り付けるというものです。
大手の警備会社に頼めば月額費用などはかかりますが、信頼できるので安心して設置することができます。また、「SIMカード」というものをカメラに差し込んで、自分のスマートフォンなどから遠隔操作によって家の中の様子がみれるという便利なものもあります。

この方法を利用すれば、お母さんのご自宅にWi-Fiがなくても安否確認をスムーズに行うことができます。

そのほかにも、安否確認のためだけにセキュリティー会社が家の様子を確認してくれたり、専門のスタッフが月に1度の頻度で訪問してくれるといった見守りサービスもあります。

まとめ

このように、一人暮らしをしている家族の安否確認ができる方法はヘルパー訪問だけではありません。最近では、介護サービスの多様性が広がりつつあり、これまでになかったスマートで安心安全な方法も開発されています。

他人が自宅に入って家事支援をすることに抵抗を感じる人はたくさんいます。こうした方々には、家族の想いを超えてヘルパー訪問を拒否してしまうケースがしばしば見受けられます。そんな時、まずは焦ることなく大切な人の気持ちに寄り添い、目的に沿った一番良い方法から試してみると良いと思います。

家族が心に余裕をもって、電話をかけてみることや見守りサービスの利用などから始められてみてはいかがでしょうか?

この記事の内容は、Youtube配信をもとに記事化しています。
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