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忘れられない介護エピソード ~笑いと涙と冷や汗と、いろいろある介護現場から~

何年も介護の仕事をしていると、色んなご利用者さまと出会います。

“おばあちゃんが残していたお弁当をおじいちゃんが食べていると、「何か硬いのが混じっている」と。出してみるとそれはおばあちゃんの歯だった…。”

とビックリするような話や、心温まること、中には背筋が凍るようなことも…。

「わたしの看護婦さん」をはじめて6年。

普段の活動からみえる介護問題や嘘のような話など、スタッフが体験したエピソード10選をご紹介します。

エピソード1:SOS!母親がベッドから落ちて…
「朝起きると母親がベットから落ちていて冷たくなっている…どうしたらいいでしょうか?」と電話がありました。「どこに連絡したらいいかわからないから」とどこよりも先に、私たちに電話をかけてくれました。

介護について周りに相談できる人、頼れる人がいることは決して多くありません。この方の唯一頼れる存在でいれてよかったと感じる瞬間でもありました。

エピソード2:幽霊の仕業?!
自分一人での寝起きが困難になったため、介護用電動ベッドに変えたところ、「絶対このベットに幽霊が憑りついている!私霊感あるから」と利用者さま。聞くと、夜中に金縛りにあうようになり、体に痛みが走ったり、時には足元におばけが見えた…ということも。あまりの訴えにベッドを交換したところ、金縛りはなくなったらしい….。

エピソード3:「わたしの看護婦さん」は娘にもなりきるプロ集団?!
認知症を患っている方のお家へいつものように訪問すると、私たちのことを娘と勘違いしているみたいでとても嬉しそう。「違いますよ〜」と何度も正してみたけれども、時には半ば諦めて、自分のお母さんのように対応させていただきました。

次に訪問すると「わたしの看護婦さん」に戻っていました。その他によくあるのは「高齢者の方から見ると、私たち世代はみんな同じ顔に見える」よう。私たちが「韓国グループはみんな一緒の顔」の感覚に似ているのかな?誰が行っても、”かんべさん”になっちゃう(笑)

エピソード4:私も外にでたくないよ~
すごい雪の日に訪問したところ、「買い物に出られないから出前を取りに行ってほしい」と頼まれました。お寿司屋さんまでの道を、車も危ないので雪道のなかを歩いて行くことに。美味しいお寿司が濡れないよう、抱えながらかえってきました。「わたしの看護婦さん」は豪雪でも関係なく、外へ繰り出します。

 

 

エピソード5:夏の大敵といえば…
一人暮らしや高齢の夫婦だけで暮らしているお家は、掃除が行き届いていない事がよくあります。夏にご自宅へ伺うと、ゴキブリ、ネズミが出ることも…..。

「ぎゃーー…!」と内心は思っていても、冷静に冷静に。利用者さまはゴキブリを見つけると、なんのためらないもなくつぶすことも…ネズミのはく製を発見したときはさすがに驚きました…。

エピソード6:十人十色、訪問介護サービスの奥深さ
お母さまと息子さまの二人暮らしのところへ訪問したときのこと。お母さまは寝たきりの状態で動けず、喋ることもできないため食事介助、排泄介助が必要でした。

私たちが介助をしているとき、横にいる息子さまから「赤ちゃん言葉で声かけないと、意味が通じないでしょう」と、注意を受けました。家族には、自分たち家族ならではのやり方があります。

私たちもできる限り応えたいと力を尽くしますが、介護保険内・外で、できること・できないことがあって時間も限られる為、大満足できる介助ができない場合があり、もどかしさを感じることもあります。一人ひとりの家族に向き合う仕事、何年たっても奥深いです!

エピソード7:私はこのままがいいの!
散らかった部屋の真ん中で、黙々と編み物をしているおばあちゃん。本人は散らかっていることを特に気にしていない様子。お部屋の清掃をしていくなかで、『これはどうしたらいいですか?』と尋ねると、「声をかけないで」と言われました。(教えてくださいよ…。)

あるあるな話なのが、ご家族とケアマネさんの意向とご本人の意向がマッチしていないこと。ご本人が必要と思っていないまま、私たちやヘルパーが家に入ろうとすると、怒る人もいらっしゃいます。介護のプロにお願いするときは、親御さんともよく相談してくださいね。「わたしの看護婦さん」は、ご家族からの介護相談も受付けています。

エピソード8:住みたい場所にいつまでも…願いを叶える見守りカメラ
ともに認知症の夫婦で2人暮らし。娘さまは県外にいて、2人でたびたび徘徊し、いなくなってしまうため見守りカメラを設置されました。約2年前の話で、その頃は見守りカメラもあまり普及していませんでしたが、県外の娘さまはうまく遠距離介護を行っていました。
見守りカメラを見てみると、夜中に一人で動き回ったりしているみたい。「あれ、寝たきりで介護を受けていなかったけ…?」ある時は詐欺の訪問の動画もおさめられていて防犯対策にも役立ったそう。

しばらくして夫婦の持病が悪化したため県外の娘さまが2人とも呼び寄せましたが、その時に深く感謝の気持ちを伝えられたことが今でも忘れられません。

エピソード9:必死の攻防戦
認知症を患っている方のご自宅へ介護訪問。戦前、戦中、戦後を生き延びてこられた方々は、倹約家だけあってか、少しの電気代も「もったいない!!」と思われる。

暑い日寒い日でも関係なく、エアコンはオフのまま。私たちがコンセントのところに”抜かないで”と書かれたメモを貼っても、やっぱり抜いてしまう。なかなか手ごわい…。

 

 

エピソード10:横文字へのアレルギー
甲子園を観ていたおばあちゃんから一言。
「ユニフォームが横文字で、好かん。漢字で書いてあるほうが潔くて好きや。だからこっちを応援しよう。」
戦争を経験している世代の方はアルファベットに慣れておらず、中には嫌いという方もいらっしゃいます。

ケアマネさんと介護保険の話をしていく中で、横文字の専門用語がたくさん出てきます。おじいちゃん、おばあちゃん世代は抵抗があり、理解することが難しいのです。その時に私たちが隣にいてくれると、とても心強いとおっしゃていただけます。

いかがでしたでしょうか?

介護に関わっていない人からするとぎょっとする話があったかもしれませんが、私たちにとっては日常茶飯事に起きる出来事です。

ご家族の介護をしている方は、もっとすごいエピソードが日常に溢れているかと思います。
ときに大変な事もありますが、利用さまやそのご家族からの「ありがとう。いつも助かってます」の言葉を聞くと、よかったと心から思います。

介護をしていくと先が見えず、時には逃げ出したくなることもあるかと思います。介護のすべてを家族で担うのではなく、頼れるところはプロに任せて仕事や子育てとの両立、そして自分自身のこともどうか大切にしてくださいね。

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