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灯台下暗しと言ったもので・・・・。感情の置き所が難しい⑥

 

3か月前に庭先で頭を強打して脳出血を起こした父。
2度の手術を終え、リハビリ病院でリハビリ生活を送っている父。
入院生活がつまらないと再三妹に電話をしてくる父。

 

病院から突然電話がかかってきました。
父が退院したがっている、このまま病院にいてはダメになると言ってリハビリに集中できない、
気分転換のために試験外泊をしてほしいという内容でした。

 

入院中の生活状況(お風呂はどのくらい手伝いが必要なのか、オムツをつけているのかいないのか、食事の制限があるのか)も分からないまま、突然「試験外泊」を勧められて心配だけが募る家族たち・・・・。

「お姉ちゃんは看護師だから何でも分かるでしょ。私たちは素人でどうやっていいか分からないから、外泊にあわせて帰ってきてほしい」と家族に依頼を受け、帰省することにしました。

 

父を迎えに行くと、病棟のエレベータ前に父が立っていました。
帰りたくて仕方がないとソワソワしている父を横目に病棟の看護師さんと外泊時の注意事項について打ち合わせを・・・・。

何だか嫌な予感がする、父のことだから静かにしているはずがない。

 

自宅に戻り、静かにテレビの前に座っていたのは1時間程度、常に見守りが必要だと言われ、父にも屋外には出かけないようにと説明していたにも関わらず、車の様子を見に行きたいと外に出てしまいました。

 

~不安的中~
右側に軽度の麻痺が残っている状態、かつ安静に過ごすように言われて帰宅している状況であれば車に乗らないと思われるところを、
父は車のカギが見当たらないと運転席に座ったまま降りてこなくなりました。

この行動は脳出血を起こす前には想定できなかったものでした。
探しても見つからなければ諦めて家に戻りそうなものの、
運転席から降りようとしない。

もしかして、「高次脳機能障害」?
たまたまの行動?

 

運転席から引きずりおろそうとする娘(私)と父のバトル・・・・。
(父)「親に感謝もできない者は帰ってこなくてもいい」

(私)「いつまでも偉そうなことを言ってても、周りが振り回されて大変なのよ。分かってるの?自分の身体のことを。」

(父)「たかこはダメだ。優しくない。」

(私)「もっと現実を見た方が良い。こんなこと言う人は私くらいしかいないでしょ。腹が立っても何度でも言い続けるわよ。」

・・・・・・・・。

怒りのスイッチが全く同じところにあり、喧嘩の後に笑いと不安が残りました。

これから感情のコントロールが難しくなったかもしれない父は家族と上手に生活していくことができるのでしょうか。

国立障害者リハビリテーションセンターの情報によれば、
父の行動は「社会的行動障害」という症状が出ている高次脳機能障害の分類に当てはまるようです。

 

親の介護は介護する家族の感情の置き所が難しい。

語り口調の優しい妹は専門知識が無くても、上手に父親を励まし、リハビリに向かわせようとします。

知識があったとしても、思いがあったとしても、心に余裕がない場合や相性の問題がある場合、衝突してしまいます。

 

私自身、3人目の介護が始まったばかり。
父は70歳。これからも介護は続く。

私自身、弊社を訪ねてきてくださる皆様と同じ気持ちで過ごしていると感じています。お気軽に介護にまつわる相談を承ります。
また、情報交換をさせて頂きたいと思っています。

 

 

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