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一人っ子の介護の心得~ポイント3~

日本の合計特殊出生率が1.36人。
一人の子どもが何人もの高齢者の介護をしなくてはならない時代に突入しました。
最近は、一人っ子の子どもが年老いた親の介護をしつつ、仕事や子育てに奮闘している姿が当たり前になってきました。
しかし、その介護が重度になってしまった場合・・・・、介護をしている子どもが体調を崩してしまった場合・・・・、一人っ子の介護はすぐに限界になります。

先日、終末期の看取りと重度の認知症を抱える親の介護をしている一人っ子の子どもさんのサポートをしました。
家で最後まで過ごしたいと希望する親に対して、どのように看取りをしたら良いのか、不安や恐怖があったと思います。
親の親交がある親戚や友人が分からず、誰に相談や報告をしたら良いのか、これからの介護に起こり得る子どもの孤独と不安が予測されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、少しでも一人っ子の子どもたちが安心して介護に臨むことができるよう、親の介護に備えるポイントを3つまとめてみました。

・頼れる協力者の力、介護サービス、公的相談窓口を利用して介護を乗り越えること。
・退職を真っ先に選ばない。
・親の意向と生活状況、経済能力を把握しておくこと。

子どもだからといって、親の介護全てを抱え込み、生活スタイルを大きく変更したり、制限する必要はないと思っています。
なぜなら、子どもが親の近所に住んでいるとは限りませんし、仕事が忙しかったり、親と不仲だったりすることもあるからです。

心と体、介護と仕事やプライベートの時間が両立できると、良好な親子関係を保つことができます。

 

 

 

 

 

 

1.頼れる協力者の力、介護サービス、公的相談窓口を探しておくこと。

一人っ子の場合、相談する相手が少ないこともあり、悩みを抱え込んでしまう危険性があります。先ずは交流のある親戚や近所の親しい人に、介護が始まりそうな早いうちから相談をし、協力してくださる人を探しましょう。
また、市区町村にある地域包括支援センターの場所や連絡先を確認しておきましょう。地域包括支援センターとは、保健師・看護師・社会福祉士・ケアマネジャーの専門家が在籍していて、高齢者の困り事に対して必要なサービスや制度を紹介してくれる高齢者の生活に関する相談窓口です。

介護サービスには、自宅で利用できるサービス、自宅から通うことができるサービス、施設で受けるの3つがあります。

<自宅で利用できるサービス>
※サービスのほとんどが事前に契約や「要介護保険認定」を受けている必要があります※
◆介護保険適用の訪問介護(ヘルパー)→掃除・洗濯・調理・入浴・更衣・オムツ交換などの手伝い。

◆介護保険適用外の訪問介護→主に病院受診付き添い、外出付き添い、その他公的保険適用のヘルパーでできないこと。

◆訪問看護→病状確認や内服の声掛けをしてもらう。

◆訪問リハビリ

◆薬剤師→お薬の配達、内服薬の管理や飲み方について説明。

◆訪問診療→往診可能なクリニックから定期的な訪問診察。

 

<自宅から通うサービス>
◆デイサービス→利用の長さによって、食事や入浴ができる。

◆デイケア→積極的なリハビリを受けることができる。

 

<施設を利用するサービス>
高齢者施設に入居

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護付有料老人ホーム、グループホームなど入居条件が様々な施設がある。

 

「要介護認定」の申請は行政の介護担当の部署や地域包括支援センターで受け付けてもらえます。通常、申請から調査、通知が届き、実際に介護保険適用のサービスを利用するまでに1か月以上かかります。突然介護が始まって、介護サービスを受けたいと思っても、申請手続きに手間がかかります。早めに準備すると、いざという時安心です。

 

 

2.退職を真っ先に選ばない。

一番大切なことは一人で抱え込まないことです。
地域包括支援センターに相談したり、介護保険適用内外のサービスを活用し、体力的・心理的な負荷を減らすようにしましょう。親の介護が理由で仕事を休むことのできる介護休暇や介護休業、介護休業給付金など介護する人をサポートする制度もあります。勤務先の上司や総務課に確認しましょう。
介護のために離職をすること≠介護負担減になると限りません。

 

 

 

 

 

  1. 3.親の意向と生活状況、経済能力を把握しておくこと。

親が元気なうちに親の生活を知っておくと、いざという時に助かります。

親の既往歴、内服状況、アレルギー、輸血の有無は病院に救急搬送をされた時に必ず訊ねられる内容です。親にお薬手帳を活用してもらい、既往歴などをまとめてもらっておくと良いです。
また、介護が必要になったとき、大掛かりな治療が必要になる場合など、万が一のときはどうしたいと思っているのかなど、直接確認してみましょう。

親の交友関係を聞いておくことで、親に何かあった時に駆けつけてくれる人がいると安心です。介護など協力が得られるかもしれません。

親の経済能力を確認しておくことも大事です。介護費用はかかるものです。どのくらいの期間、介護が続くかも分かりません。親の年金額預貯金がどれくらいあるかによって、利用するサービスや入居する高齢者施設が変わってきます。入院治療などのために、加入している保険についても確認してください。

良好な家族関係を保ちつつ、親のラストステージに感謝を込めて関わっていただけるよう、
「わたしの看護婦さん」はお子様に代わって親孝行の代行をいたします。

お気軽にサービスの内容などご連絡ください。
総合電話 0859-30-4856

 

 

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