わたしの看護婦さん

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医療・福祉の専門知識と家庭経験で支援する、中国地方初の介護保険適用外サービスです。

ブログ blog

オレオレ詐欺より怖いもの

Category わたしの看護婦さん Date 2018年01月06日

 

皆さま 明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

新年早々より恐ろしいタイトルのブログ、スタートです。  

 

年末年始は利用者様のご家族も都会からお戻りになり、 賑やかにお過ごしのご家庭もありました。

訪問時に「遠距離介護」をしていての心配事など、数々の相談に乗るわけですが・・・。  

開口一番、「知人の詐欺は恐ろしい『オレオレ詐欺』より罪だわ」と。  

 

高齢のご両親を故郷において都会で暮らすお子様のお悩みです。

 

お父様と一緒に銀行に行くことになり、

たまたま通帳残高を確認したら、ほぼ空っぽの状態だったそうです。

記帳をすると、毎週のように現金が引き出されている。

元々無駄遣いをされない生活をしていらしたご両親が毎週のように現金を引き出している。  

 

ただごとではない。  

問い詰めても曖昧な返事しか返ってこない・・・。    

 

銀行に相談をし、防犯カメラをチェックされたのだとか。

そこに映っていたのは、お父様が誰かの車に乗って銀行にたどり着くところ、

お父様がお一人でATM操作をされているところ、

お父様が運転手に銀行の封筒を手渡すシーン。  

 

その映像からお父様の元同僚と言うことが判明したのです。

お父様は元同僚にお金を貸していたつもりだったとおっしゃいますが、

返金された記憶も曖昧で・・・。

そのようなことがあり、

「お父さんはボケていると思われて、まんまとカモにされたんだわ。

絶対に騙されている。通帳なんて持たせない。」 と、

お子様は感情的にお父様を責めてしまわれたそうです。

普段は穏やかなお父様もこの時ばかりは怒りが収まらず、

長い時間親子げんかになったとか。  

 

お子様は元同僚に電話をされました。

「父に返金して、二度と借金しないでほしい。」

しばらくは同じことの繰り返しだったようですが、

玄関に監視カメラを設置し、

元同僚の訪問時に断りの電話を入れることで、

それ以降、お金を借りにくることはなくなったとのことでした。  

 

『自分に限って騙されることはない』

お父様は素性の知らない人に騙されることはなかったのですが、

身近な人に騙され続けたのです。  

 

社会とのかかわりが少なくなってきている高齢者にとって、

気づいたときには被害が大きくなっていることが多いのです。

帰省の都度、お会いされる度に、

お金にまつわることでお困りではないか確認されることをお勧めします。

お父様の財産管理をお子様がされるとき、

気を付けておかなければならないのが通帳からの現金引き出しや保険の解約手続きです。

金融機関は原則本人しか預金の引き出しや口座の解約ができないと説明されます。

こうしたとき、

お子様が成年後見制度を使って認知症のお父様の後見人になると、財産管理ができるようになります。    

成年後見制度とは、

病気や認知症などで判断能力が不十分な人に代わって「財産管理」や

「身上看護」ができる制度です。

認知症のお父様の財産管理をするためには、

家庭裁判所に「子どもの私が父の後見人になりたい」と、申し立てをします。

申し立てができるのは本人、配偶者、4親等内の親族です。

 

法定後見には「成年後見人」「保佐人」「補助人」のランクがあり、

お父様の判断能力で変わってきます。  

お子様の権限でお父様の預金の出し入れをしたり、

名義の不動産を売ってお金に代え、 そのお金で介護施設に入れることもできるようになります。  

成年後見人になったお子様は、今後、お父様のお金を使うにあたり、

どのような目的でいくら引き出したかなど、

あとあと説明ができる記録を残しながら財産管理をすることになります。      

 

介護にまつわるご相談、見守り、病院や外出付添いをお手伝いします。

お気軽にお問い合わせください。

 

「わたしの看護婦さん」 0859-30-4856

かんべ たかこ

  • N.K.Cナーシング コア コーポレーション合同会社 代表
  • NPO法人 ライセンスワーク 代表
  • 看護師・ケアマネージャー

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